テラヘルツ分光法の装置は…
本研究室では、時間領域分光法を採用しています。この方式は、テラヘルツ光の波の実時間波形を計測し、そのデータを処理することで、様々な物性データを得ることができます。装置は、大きく分けて、
(1)テラヘルツ光を発生するための励起源のレーザー(IMRAファイバーレーザー)、
(2)テラヘルツ光を発生するエミッターと呼ばれる素子
(3)特性を計りたい物質を透過してきたテラヘルツ光を受信するアンテナ、
(4)データを保存・処理するコンピューター、
から構成されています。下図に大まかな構成を示しています。