久留米高専 機械加工実習・材料加工実習 作業安全情報

実習時の服装や安全上の注意についてお知らせします。

実習時の行動

時系列に沿って紹介します。

学校全体やクラス単位での遠隔授業実施時は休講とし、必要に応じて後日補講を実施します。

個人が学校感染症などで登校できない場合の遠隔授業は原則実施せず、公欠扱いとなる見込みです。

希望者および公欠回数が多く成績評価が困難な人には、可能な限り補講を設定します。

忘れ物のないように準備し、十分な睡眠時間をとりましょう。体調が悪いと感じたら、前日のうちに診察を受けるなどしておくとよいですね。

朝から実習がある場合は遅刻しないように早く家を出ましょう。やむをえず欠課する場合や、遅刻しそうな場合には本校Webページより欠席の連絡をするとともに、Teamsチャットで担当教員に連絡ください。

成績評価ができなくなる場合がありますので原則として欠課できません。評価を可能にするために補講をする場合もありますが、公欠でない場合は補講に出席しても欠課回数は1回として数えます。

熱中症予防のために水筒を持参してください。持参しない場合は忘れ物扱いとなり、評定に影響する可能性があります。特に鍛造の実習では空調のない部屋で火を扱いますので、必ず水分補給の用意をしてください。水筒や水筒の中身には特にきまりはありません(ペットボトルも可)。

作業服などを正しく着用します。着替えてから現場に移動する時間も必要ということを忘れずに!今日の実習場所はどこか、教室にいるうちに確認しておきましょう。遅刻ギリギリで走って集合すると汗をかいて保護めがねが曇り、作業になりません!トイレを済ませておくことも忘れずに。

忘れ物をしてしまった場合は他のクラスの人に借りるか、早めに実習現場に移動して指導員の指示を受けます。他の人から作業服を借りた場合は洗濯してちょっとしたお礼の品を添えて返すのが礼儀。

貴重品はロッカーに入れて施錠します。財布、スマートフォンは教室に置かずに実習現場に持参してください。

遅刻厳禁!1人でも遅刻すると全体の作業開始が遅れて大迷惑です。

実習現場の建物に入るときに保護めがねを着用します。建物を出るまで保護めがねは外しません。実習現場に着いたときから「ふざける」「さわぐ」「ぼーっとする」のは禁止。

指導員に元気よく挨拶をしましょう。ケガや体調不良の場合には指導員に申し出て見学としてください。

指導員の話には、作業方法だけではなく安全管理についての内容も含まれています。そのため、話をきちんと聞いているかどうかは重要な実習の評価項目の1つです。

少し脚を開いて両足に均等に体重をかけて立ちます。片足に体重をかけたりポケットに手を入れたりすると、飛来物などとっさの時に適切な退避行動ができずにケガをします。テーブルや棚、機械類にもたれることも、直接的にケガをする可能性もあれば、思いがけず油などがベッタリ着いていたことに驚いて飛び退き転倒するなど、ろくな結果になりません。壁や柱にもたれると汚すことがあるので止めてください。

私語をせず真剣に聞きましょう。分からないことがあったら周囲の人に聞くのではなく、必ず指導員に質問して解決しなければなりません。理解が不十分なまま作業をすることは非常に危険です。

油などで滑りやすいので走らず足元をよく見て段差や土間のデコボコに注意してください。

工具などを持って移動する場合は、刃先や鋭利な部分、熱い部分を下に向けて持ちましょう。

重量物を持って移動するときに腰をねじったり曲げ伸ばししたりするとケガをします。自分の力量を過信せず、もて余すようであれば他の人や指導員に代わってもらってください。

実習現場を勝手に離れてはいけません。トイレに行く場合は指導員に申し出てください。他の人の作業を見るために移動することは構いませんが、黙って人の後ろに立つようなことをすると思わぬ拍子にぶつかり事故の元になります。また、見るときに会話すること自体は問題ありませんが、ふざけたり相手にちょっかいを出したりすることは論外で、事故を誘発する行為として退出を指示されて当該作業の評価が0点になることもありえます。

指示された以外の工具などを勝手に持ったり触ったりしないでください。

測定器をはじめ、工具などは大切に取り扱ってください。工具で遊ばないこと。

見た目よりも温度の高いもの、鋭いもの、汚ないものを不用意に触ると、ケガをするばかりでなく驚いて飛び退き、人にぶつかるなどしてケガをさせることがあります。

作業台などに一時的に工具などを置く場合は、持ち手などが台のフチから出ないようにしてください。体を引っ掛けて落として壊すこともありますし、引っ掛けた拍子に思わぬ方向に飛ぶことがあり危険です。

腰痛を防止するため、重量物は正しい方法で扱いましょう。

作業現場を汚なくしていると、物を探すために作業効率が落ち、油で滑ったり隠れた鋭いものに触れたりしてケガをし、製品に傷や汚れがついて品質が悪くなります。そのため、清掃がきちんとできるかどうかは実習の最も大切な評価項目の1つとなっています。

使用した工具などは錆を防ぐために油で拭き上げ、元の場所に戻してください。工具に破損などが生じた場合は指導員に必ず申し出てください。

機械や作業台、床のゴミはとり除き、金属部分は油で拭き上げてください。床にこぼれた油はすぐに拭き取ってください。

機械の運転中に掃除をすることは危険ですので絶対にしないでください。機械の掃除はスイッチを切ってからにしましょう。

必ず手を洗いましょう。洗った手を作業着でぬぐうのは不潔です。

作業着は毎回持ち帰って洗濯してください。長期間洗濯をせず不快な臭いをさせると周囲に迷惑です。